ピースライブ 魂の出会い 五十嵐正史vs.よう介。芸術村のライブがCDになりました。勇造の息子ふたりが火花を散らしながら、熱く歌ったトリビュートライブ。 1000円※ピースライブ会場で販売

Peace Liveな日々

豊田勇造ライブつながりのミュージシャン、 役者のライブレポートとを載せていきます。

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奈良道中記

6月1日(土)奈良
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泊まったカプセルホテルの向かいには、足が不自由なおじさんが一人でやっている喫茶店がある。そこのモーニングセットを楽しみにしていたのだけど、開店時間の7時になっても店は閉まったまま。8時まで待って、しかたなくチェックアウトした。鴨川沿いを歩いて京都駅を目指す。今日は、ソウブラと鼻炎トリオの高槻ライブの日。僕はその前に奈良を歩きたかった。開発されまくったJRの奈良駅前の風景は見たくないので、近鉄電車の切符を買う。車窓からの眺めも近鉄の方がのどかだった。
奈良では興福寺の宝物の特別公開で賑わっていたけど、そんな観光資源に吸い寄せられる僕ではない。
まず目指したのは新薬師寺。観光客や修学旅行の団体の人並みがない静かな通りを歩いていく。梅雨に入ったばかりの曇り空だが、今日は雨は降らないような気がした。別にご利益を期待しているわけではない。新薬師寺の12体の神将像に並々ならぬイマジネーションをかき立てられるからだ。所々に極彩色だったらしい痕跡が残っているが、ほぼ剥げ落ちている。これが制作途中のように見えて、いろいろな国の仏像の職人が力を合わせて作っている姿を想い浮かべてしまう。いろいろな国というのは、一体、一体の像の顔つきが違うからだ。ただ一回りして、手を合わせるだけ。それだけでも、何か気持ちの上でちがうものがある。
次に新薬師寺の近くの赤乳(あかち)神社を目指した。神社といっても農道脇の小さな祠(ほこら)だ。4年前の勇造さんの円山音楽堂コンサートの折に、赤乳神社とある木の札を見て、名前に魅かれて行ってみた。その時は、背が高い草に阻まれ見つけられなかった。その後、僕にガンが見つかり手術。赤乳神社のことがどうしても気になり、嵐山でのギブソンパーティーライブの時にあらためて行ってみて発見できた次第。小さな祠でも鎌倉時代から続くという。女性の腰から下の病気にご利益とある。手術したばかりの僕は、「埼玉から来たので何でもいいから面倒見てください」と祈る。
赤があれば白もある。白乳(しらち)神社は腰から上の病気に効くというので、白乳神社も目指す。100メートルほど離れているという大ざっぱな表示があるが、実際の道は、突き当たりで二手に分かれるという不親切。結局、一昨年は白乳神社にたどり着けなかった。
今年こそはと、決意したものの、僕は地図を見ずに迷うのが好きなのだ。二手に分かれる道をまずは右に進んだ。そしてずくに薄暗い山の中に入ってしまう。賑やかな鳥の鳴き声に、小川のせせらぎ。しばらく歩くと「妙見宮まで五丁」という石塔があった。裏を見ると大正時代のものだ。ぜんぜん道になっていない所だが、妙見宮に行ってみることに。とにかくひたぶるに昇りだ。息が上がってしまう。やっとたどり着いた妙見宮には、やはり誰もいない。妙見信仰の寺ではなくて、日蓮宗のお寺だった。
1時間ほど歩いたか、トイレに行きたくなる。しかしトイレは、1キロほど先だと、標識があった。来た道を引き返すのも面白くないので、今度はトイレを目指して歩いた。しかし、こんなんで本当に夕方のライブに間に合うのか、不安になる。
途中「首切り地蔵」という標識があったので、恐る恐る行ってみた。何のことはない荒木又右衛門という侍が試し切りした大きな地蔵だった。上下に切断された地蔵がつなぎ合わされていた。途中ウグイスが鳴きかう美しい池に出会う。ウグイスが鳴くと、僕も口笛でマネしてみる。するとウグイスが鳴き返す。ウグイスの鳴き声は縄張りを主張しているので、ライバルにたいして張り合っているとは、蚕小屋の竹間さんに教わったこと。
この美しい池の風景を、埼玉でバイト探し中と偽って、おやじ遊びを繰り返しては卒業し損ねた女子大生に写メしてみた。我ながら呆れるほどの親切心だ。
夕日観音の標識にそって歩くと、岩肌に彫られた3体の仏像があった。鎌倉時代の作。観光客が押し寄せる奈良でもこの岩肌の観音像をどれぼど人が見るだろうか。この山の中は鎌倉時代とほぼ変わらないのでは。
標識だけをたよりに元の妙見宮の石塔の前に出られた。
次なる目当ての、白乳神社はすぐに見つかった。やはり鎌倉時代から続くちいさな祠だった。
しばらく歩くと、春日大社の参道。観光客と修学旅行の学生が歩道にあふれて、山の中の静けさから、急に現代に引き戻されたようだ。
日本酒のアイスクリームを味わいながら、一路、ライブ会場がある高槻を目指した。
テーマ:生きるための歌 - ジャンル:音楽

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豊田勇造さんをメインに浦和でPeace Liveという音楽イベントをやっています。

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