ピースライブ 魂の出会い 五十嵐正史vs.よう介。芸術村のライブがCDになりました。勇造の息子ふたりが火花を散らしながら、熱く歌ったトリビュートライブ。 1000円※ピースライブ会場で販売

Peace Liveな日々

豊田勇造ライブつながりのミュージシャン、 役者のライブレポートとを載せていきます。

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牧口雄二の世界

ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー

牧口雄二の世界
昔、『ガロ』を読んでいて、ポルノ映画の文章について行けなかったことから、名画座に通って“勉強”に励んだ。僕の中の底知れぬ期待感は、すぐに失望に変わった。何かエネルギーは感じるけれど、不完全燃焼。監督のエゴばかり目につく。
牧口雄二監督は、テレビの『暴れん坊将軍』のサラリーマン監督だけど、東映で2年間だけ映画を作った。
映画産業が傾いていた時代に低予算で、客を呼ぶだめにもがき、手を尽くしたことが、独特な作家性がいまだ一人歩きしている。ラピュタのレイトショーを満員にするなんてすごいことだ。しかも女性客もけっこういる。ポルノを通り越してエンターテイメントではないか。僕の頭の中に風穴開けてくれるのなら何でもOKだ。
役者は『仁義なき戦い』で脇を固めていた人たち。中でも汐路章が、役者魂を見せてくれている。『仁義なき戦い』でも要所要所に出てきて、菅原文太が演ずる広能昌三を人となりを引き出す、僕にとっては映画の方向を決める演技だと見えた。
牧口作品では、これぞバカ殿の原点『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑
』の残虐非道ぶりは、痛快そのもの。オープニングでは、太平洋戦争やベトナム戦争での死体の山に、キャストの名が並ぶ。『戦後猟奇犯罪史』のオープニングも同じだ。泉ピン子が、まだ漫談家時代(師匠は牧伸二)にやっていたテレビ番組の『ウィークエンダー』の設定という異色作。大久保清の連続殺人を川谷拓三が体当たりで演じた。
この二本は、反戦映画じゃないか。思い出せばテーマ音楽まで同じだった。渡辺岳夫。『巨人の星』だ。ベースとパーカッションといたってシンプル。当時人気絶頂だったジャコ パストリアスを意識しているような。
『玉割り人ゆき 西の廓夕月楼
』で、郭の若旦那を演じている役者の声に聞き覚えがあった。あの赤影であった。仮面をとり、役者坂口徹として活き活きと演技をしている。
僕は「これが俺の店の味」というラーメンは大嫌い。だから北野作品も大嫌い。
牧口雄二監督は、折り合う技を持っている。妥協と折り合いは違うと思う。


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