ピースライブ 魂の出会い 五十嵐正史vs.よう介。芸術村のライブがCDになりました。勇造の息子ふたりが火花を散らしながら、熱く歌ったトリビュートライブ。 1000円※ピースライブ会場で販売

Peace Liveな日々

豊田勇造ライブつながりのミュージシャン、 役者のライブレポートとを載せていきます。

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ラウル・ミドン & リチャード・ボナ

11月30日(土) ブルーノート東京(表参道)
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ラウル・ミドン(ヴォーカル、ギター)
リチャード・ボナ(ベース、ヴォーカル)
エティエンヌ・スタッドウィック(キーボード)
ルドヴィグ・アフォンソ(ドラムス)
ブルーノート東京ができて25周年だそうだ。オープンするときには、デレビが中継したりして、当時はけっこう話題になってした。僕はその近くのデザイン事務所で働き始めた頃だ。ある日、女性ばかり長蛇の列ができていた。まだロン毛が可能だったラリー・カールトンが出演する日だった。
僕はブルーノートどころかおしゃれなカフェやブティックにも入れず(今も)、立ち寄れるのは、おばちゃんばかりの定食屋の「美都里」、ニッカウイスキーの中の「うすけぼー」、デザイン・写真関係の本が充実した島田洋書だけ。ライブや芝居は渋谷のジアンジアンに観に行っていた。クリエイティブな仕事をめざす人にはあこがれの南青山だが、僕は田舎者たまり場だと思って最後までなじめなかった。
再訪のきっかけは、劇団乳酸菌のロハさんだ。音楽をやりたくてニューヨークで9年生活していたという。昨年、新加入した時は知らなかった。今回の乳酸菌公演『ゲンバルンバ』のパンフレットをつくるためにロハさんのライブ情報をチェックしていたら、Face Bookにベーシストのリチャード・ボナと友達だと書いてあった。
リチャード・ボナを知ったのは、ごく最近でYouTubeでベーシストのジャコ・パストリアスの動画をチェックしていたときだった。僕はジャコの大ファン。ベーシストがビッグバンドを率いて、日本をツアーしたことに驚き、そのDVDも買った。しかし彼の動画はよく削除されてしまうのだ。そんな中、ジャコの名曲『Teen Town』をジャコよりパワフルに弾くベーシストを見つけた。それがリチャード・ボナだった。それからはYouTubeの嫌なところだが、ボナの動画がおすすめとして表示されるようになるので、頻繁にチェックした。歌も唄っている。
ロハさんは、リチャード・ボナが誰だか知らず、ただ「日本人なら日本語で歌ったほうがいい」と言われたそうだ。芝居の稽古のあとの居酒屋で「ボナ、日本に来ますよ」と聞き、「えーい、こうなったら行かねばなるまい」と思った。ところが場所は、南青山のブルーノート東京だ。なんで貧しい自分がそんなところに行かなきゃいけないのか。しかしだやはりピンとキリは知っておくべきか! 高円寺「楽や」、「ALONE」の対極とはどんなものかと。
かつての通勤経路をたどった。渋谷から銀座線一つ目の表参道の改札を出ると、おしゃれな店があった。地上に出ると、紀伊国屋がない。大きなビルになっていた。その前を横切る特定秘密保護法反対のデモが横切る。骨董屋が多いので骨董通りという。昔、夜はしんとしていたが、コンビニの明かりで歩道も明るい。岡本太郎の家は記念館になっていた。何となくは、わかっていたが僕が働いていたマンションのすぐ裏手に、ブルーノート東京は移転していた。ここからが情けない戦いの始まり。「ブルーノートは料理は美味しい」と行った人から聞いていた。しかし、普段は考えられないチャージにうろたえて、何とかビール1杯で切りぬけるようと考えた。僕は自由席。指定席はもっと高額でステージの前。番号順に一組一組入場するシステム。ずいぶん待たされたが、ネクタイの女性に案内された席は、一番うしろのレジの前だ。指定席には豪勢なステーキやワインが次々に運ばれる。僕の懐具合を見抜かれ「ここは貧困席か」と思った。でも「ボナさんがよく見えますよ」と案内嬢は言ってくれた。その時、僕の前を通って、並びの角の席についたのがピーター・バラカンさんだった。通は自由席で観るもんだと自信をもつ。
リチャード・ボナと共演するのは、盲目のシンガーのラウル・ミドン。僕のとなりの人が「ラウル来たよ」、「ラウル太った」と言っている。まったく知らなかったがラウル・ミドンのファンもけっこういるみたいだ。
歌中心でリチャード・ボナも歌いながら静かにベースを弾いている。でも突如、力強く弾く。やっぱりアフリカンの強さだ。打楽器のようにも聞こえるし、リードギターのようにも弾く。
僕は聞けるものなら『Teen Town』を聞きたい。歌と一緒じゃ無理かと思ったら、あっさりとやってくれた。ラウル・ミドンも一緒にギターを弾いている。弾き語りだけの人かと思ったらギターのテクニックもあるし、トランペットの口マネも達者。
アンコールを求める「Onece More」が響きわたった。しかし、それがないのがブルーノートか。ブルーノート自体が演奏を聞くまでの演出だと思うとけっこう楽しめた。
夜も更けた南青山。うつむいて歩く昔の自分に出会いそうな気がした。
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Author:Egami
イラスト rupo乱
豊田勇造さんをメインに浦和でPeace Liveという音楽イベントをやっています。

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